染色体の、分かれ方。
あなたの体の中にある 一つ一つの細胞は、あなたの母と父から受け継がれた染色体を同じ数だけ持っています。 細胞が分裂する際、染色体をコピーして均等に娘細胞に分配するからです。 ところが例外もあって、母と父の染色体を分かれさせる分裂もあります。 精子や卵子をつくって、新しい生命を生み出そうとするための分裂です。 染色体が分かれるとき、どのようなドラマがあるのでしょうか。
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3 September, 2025
生命科学夏の学校
2025年7月29日(金)~31日(日)までに東京都江東区にて開催されました生命科学夏の学校において、佐久間研修生が研究発表を行いました。
3 September, 2025
日本受精着床学会総会・学術講演会
2025年8月28日(木)~29日(金)まで名古屋市にて開催されました第43回日本受精着床学会総会・学術講演会において、北島チームディレクターが招待講演を、浅井研究パートタイマーが研究発表を行いました。
26 August, 2025
大学生のためのBDRサマースクール
大学生のためのBDRサマースクールが8月18日から22日まで開催されました。北島研では3人の大学生を迎え、卵母細胞ライブイメージングを用いた実験を体験してもらい、参加学生による研究成果の発表を行いました。
25 August, 2025
卵子の染色体は外側ほど気難しい
卵子に染色体を分配するためには、染色体分配装置である紡錘体が二極化することと、それにより染色体が紡錘体微小管によって両方向から引っ張られることが必要です。本論文ではマウスを用い、アンチパラレル微小管架橋モーターKIF11の量が半分に損なわれるだけで紡錘体の二極化が不完全となることを示しました。また、紡錘体赤道面のより外側にある染色体が、両方向に引っ張られためにより多くのKIF11を必要とすることが分かりました。不妊の原因の解明や予測に貢献することが期待されます。
Mishina T, Courtois A, Yoshida S, Asai K, Kiyonari H, Kitajima TS, "Kif11-haploinsufficient oocytes reveal spatially differential requirements for chromosome biorientation", EMBO Reports, doi: 10.1038/s44319-025-00539-w
18 August, 2025
Thermo Fisher Scientific情報誌
Thermo Fisher Scientificの情報誌「NEXT」(2025年8月号)に北島智也チームディレクターのインタビュー記事が掲載されました。
30 July, 2025
細胞分裂研究会
2025年7月24日(木)~25日(金)までに三島市にて開催されました第4回細胞分裂研究会において、佐久間研修生が研究発表を行いました。
研究員・特別研究員募集!!
研究員(助教クラス)・特別研究員(ポスドク)を広く募集しています!!研究費からフルにサポート可能です。採用時期はなるべく早く、応相談です。当研究室の研究に興味がある方で、博士号を取得済み/見込みの方であれば、バックグラウンドは問いません。学位取りたての方、経験を積まれた方、新しいアイデアを持った方、歓迎します!研究内容は北島との相談のもと、フレキシブルに設定できます。
まずは北島tomoya.kitajima[at]riken.jp までお気軽にコンタクトください。
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